みなさまこんにちは!
初めまして!
先月からRAGTAG福岡店で勤務させていただいております、村山です。
そんな私から本日は、メゾンマルジェラの
デニムパンツをご紹介させていただきます。
まずはこちら。
Maison Margiela/¥34,600(税込)/SIZE:44(XS位)
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一見ぱっと見、普通のデニムと思うかもしれません、しかし細かなディティールに目を通してみると実にマルジェラらしさを感じられる、そんなアイテム。
タックボタンは白くコーティング。
履き込むほど白のコーティングは剥がれ、素のシルバー色へと経年変化。
ボタンフライとなっており、1番上だけフックという何ともマルジェラらしいディティール。
こちらのフックのディテールといえば、メゾンマルジェラの10ラインで昔から支持の高いパンツ。
そう、マックイーンパンツやアナトミックパンツのディティール!
裾は表から見るとダブル仕上げで、裏から見るとステッチ仕上げ!
一つのデニムでも前後で見方が変わる。異なる二つの表情を楽しむことができます。
このめんどくさいことしてる感じも、マルジェラらしくて好きです。
バックポケットもなぜか折り曲げられていたりと。
必ず何か変わったことを取り入れてくるマルジェラ。
実際に見てみるともっと違う発見があるかもしれませんね!
そして、最後に一番ご紹介したかったこちらのアイテム。
Maison Margiela/¥92,800(税込)/SIZE:S
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マルジェラ好きであれば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
ペイントデニムパンツです!
はっきり言って滅多にお目にかかれないアイテムかと......
今まで、ずっとアイコニックなモノとして、様々なデザインで登場し続けているペンキシリーズのアイテム。
このペンキシリーズはブランド設立当初の1991年秋冬のシーズンにコレクションに初登場しました。
実はマルタンマルジェラ本人は幼い頃、レザージャケットを購入することができなかったため、代わりにデニムジャケットを黒くペンキで塗り、「これはレザージャケットだ」と周りの人々に言い張っていたそうです。
この頃から既にマルタンマルジェラの、衣服に対する「挑戦」は始まっていたのかもしれませんね。
実にマルタンらしいというか、なんというか。
このエピソードを踏まえた上でもう一度、このアイテムを見てみるとマルタンへの愛で胸がいっぱいになります。
四ツ糸(しつけ糸)が適当に付けられているこの感じもアーティザナルならではですね。
履けば履くほどペンキは剥れていき、四ツ糸も取れる。
時の経過を楽しむこともできます。
マルタンマルジェラ本人が服を製作するにあたり大切にしてきたことは、「時間、時の中で変化していく服」だと強く感じますね。
デザイナーが服を通して「何を伝えたかったのか」を読み解くことも、ファッションの楽しさの一つだと感じます。
いかがでしたでしょうか。
マルタンマルジェラがお好きな方、これからマルジェラというブランドについてもっと詳しく知りたいと思っている方、
ぜひ店頭にてトークセッションしましょう。
この他にも沢山の商品をご用意しております。是非ご来店をお待ちしております。