みなさまこんにちは。
RAGTAG福岡店の村山です。
今回は、この夏重宝すること間違いなしの2型のシャツをご紹介させていただきます。
1型目は、こちら【JIL SANDER】の半袖シャツです。
JIL SANDER/¥31,900(税込)/サイズ 38 (S位) オンラインショップで見る
まずは簡単に【JIL SANDER】というブランドについてご紹介させていただきます。
1973年にパリコレデビューを果たし、「Design Without Decoration(装飾のなきデザイン)」をコンセプトに、洗練された、繊細で美しいシルエットのミニマルな服を提案し続けてきました。
当時、「パリの女性の服」のイメージは「煌びやかでゴージャス」。
華やかでカラフルなモノこそ美しいとされていました。
そんなモードの舞台に相反する「ミニマル」という概念を持ち込んだ伝説的なブランドです。
現在は、ルーク夫妻(ルーク・メイヤーさんとルーシー・メイヤーさん)がデザインを担当しています。
※ミニマルファッションとは
→意図的に装飾的なものや技巧的なものを排除したシンプルかつ洗礼されたものです。
ぱっと見は「普通の白シャツ」。
しかし、細部にまで目を通すと「普通じゃない」と理解ができる。
そんなシャツ。それでは、見ていきましょう。
切り替えしになったバック部分。
切り替えしをとりいれることでデザイン性が増し、よりラグジュアリーな印象に。
そして、通常のシャツよりもかなり広くとられたピッチ幅。
この感じこそまさに、【JIL SANDER】ならではのデザイン。
絶妙にルーズなシルエット。
しかし、あくまでもベースはミニマル。
ただそこに、絶妙な具合で現代風なデザインを取り入れるのが上手い...
もう脱帽です。
続いて2型目はこちら。
【OAMC】の半袖シャツです。
OAMC/¥24,200(税込)/サイズ S オンラインショップで見る
ここで、鋭い方であればお気づきのはず。
「あれ?冒頭で紹介したシャツに似ている...」
そうなんです。実はこの【OAMC】というブランド、冒頭で紹介した【JIL SANDER】のデザイナーと同じ方(ルーク・メイヤーさん)が製作しているのです!
ルーク・メイヤーさんは、シュプリームのヘッドデザイナーを務めた経験もあり、2014年に自身のブランド【OAMC】を設立。
ストリートとラグジュアリーのギャップを埋めるための新たなメンズウェアを提案し続けてきました。
冒頭でも取り上げたシャツのディテールに、そっくりなデカめのポケット。
2ポケットかつ、ポケットのマチを大きくすることで、ストーリート感が増すデザインにアップデート。
裏地にはメッシュのデザインを採用。
メッシュの裏地を忍ばせ、程よく表に打ち出すことでストーリー×ラグジュアリーな印象に。
そして最後に、よりオーバーとなったシルエット。
個人的には、【JIL SANDER】の服と【OAMC】の服はどこか似ていて通ずる部分があり、例えるのであれば「生き別れた兄弟かのような服」?だと勝手に思っています。
今回、ご紹介させていただいたシャツ2型。
この夏、重宝すること間違いなし。
白シャツという王道アイテムですので、デニム、スラックス、チノ、ショーツ......。合わないボトムスを見つけるほうが難しいくらい。
ありとあらゆるボトムスと相性抜群!
個人的にはインナーはタンクトップなどを着用し、1枚でバサっと羽織っていただき、下はワイドショーツとサンダルなどの組み合わせがオススメです。
もの凄くラフなんだけど、ダラシ過ぎなくてかっこいいみたいな雰囲気!
キメ過ぎず、程よくぬけ感のあるスタイリングがおすすめです。
本日紹介いたしましたアイテム以外にもおすすめがございますので、ぜひ店頭にいらしてください。
一緒に夏のスタイリング、服について語らいましょう。
ご来店をお待ちしております。
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