こんにちは!RAGTAG福岡パルコ店の野田と申します。
今回が初めてのブログになります。お手柔らかによろしくお願いします。
今回は店内を眺めていた時に、目に留まったアイテムを紹介します。
Maison Margiela/¥18,400(税込)/サイズ Ⅿ オンラインショップで見る
一見普通のパンツ......。に見えるかもしれませんが、面白いディテールが隠されています。
一緒に見ていきましょう。
まずは内タグ。
【ここのえ株式会社】の表記が。
2002年春夏~2011年春夏までのアイテムは、内タグに【ここのえ】の表記があります。
その中でもさらにタグの枚数や、表記によって細かく年代が判別出来るのですが、
こちらのアイテムは恐らくタグが別付けの時代(2002年春夏~2004年秋冬頃)のもの。
いわゆる【マルタン本人期】のアイテム。
ボタンフライになっており、中心にはフックが付いています。
こちらのフック、フランス軍のワークパンツなどで使用されていました。
色味や、太目のベルトループからもミリタリーのエッセンスが感じられますね。
ボタンを全て閉めると、ミニマルな印象になります。
そして、一番注目していただきたいのがウエスト部分の「ボタン」なのですが、よく見ると左側に付いています。
通常のボタンの位置と反対です。それだけでなく、ボタンの表面、裏面も反対になっています。
↑閉めた時、内側にボタンの表面が。
インサイドアウトの技法を得意とするマルタンマルジェラ。
このアイテムも裏返して着用出来るのではないか?とふと思ったので、マネキンに着せてみました。
Tシャツ:sacai
シューズ:New Balance
こちらは普通に着用。
↓こちらは裏返して着用。
ポケットの裏地がディテールとして加わり、デザインの効いたパンツになりました。
普通に着用するとボタンが全て隠れますが、裏返して着用擦ると、ウエスト部分のボタンが前に見えるようにデザインされています。
細かく見ていくと、面白いですよね。
個人的には、裏返した方が好きです!
いかがでしたでしょうか。
商品にフォーカスしたブログはもちろん、今後はブランドやファッションの歴史なんかも絡めつつブログを更新していきたいと思います!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。