こんにちは。
いつもrt銀座店のブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日ご提案いたしますのは、東欧に位置するオーストリアのウィーンにて1992年創業の【SAINT CRISPIN'S】でございます。
ウィーンと言いますとクラシック音楽が盛んで、
モーツァルト
ベートーベン
シューベルト
などなど、
多くの作曲家が世界的に活躍したことによって、音楽の都と呼ばれておりますのは皆様ご存じかと思います。
ミュージアムにオペラ、
カフェにショッピング、
と魅力溢れるウィーンの街にいつか私も行ってみたいものです。
では、本題に入りましょう。
SAINT CRISPIN'S/サイズ 7 1/2 ウィズ F/¥59,900(税込)
創業者であるマイケル・ローリック氏が友人のためにとハンドメイドで靴を作り始めたことが全ての始まりでした。
後に街でも話題になり、顧客が増えていったと言います。
創業時から一貫して全工程を手作業で作るハンドソーンウェルト製法を採用しており、
まるでビスポークのように職人の温もりが感じられる佇まいと履き心地が最大の魅力と言えます。
ギュッと絞り込まれたウエストに、
ボールジョイント付近で止まっている出し縫い、
アウトソールを見ると、出し縫いの代わりにウッドピース(木針)が打ち込まれています。
あまりこういった作りのものは見かけませんが、これがサンクリスピンの唯一無二の造形美を体現しているのかもしれませんね。
また、上から見るとよく分かりますが、まるでイタリア靴に多く用いられるマッケイ製法のようにコバの張り出しが抑えられていますね。
イタリア靴のようにエレガントな雰囲気が感じられる所以はここにありました。
アッパーには上質なグレインレザーを使用しており、エキゾチックさも伺えます。
エレガント...
エキゾチック...
すんなりと馴染みますね。
しっくり来ます。
冒頭でもお伝えしましたが、サンクリスピンは靴作りにおいて最高峰のオールハンドメイドですので、その分生産数は少ないです。
希少価値の高さも一入です。
是非一度試し履きにいらしてください。
革靴は履いてみないと分かりません。