こんにちは。
神戸店の林です。
マルタンマルジェラが、クレージュのショーをまねてブーツの先をちょんぎったように。
私も、何かの衝動に駆られて途端に服を作ろうとすることがあります。
大層な生地を買ってみるも、そもそもパターンが上手に起こせず面倒になりやめてしまうことがほとんど。
その生地代で服が買えるな...。
今度は小さい人形の服から始めたいと思います。
経過は追々。
余談はさておき、本日はMaison Margielaの衝撃ジャケットをご紹介いたします。
Maison Margiela/¥203,100(税込)/サイズ:44(M位)
で、でかい。
とゆうか、広い......。
オーバーサイズが定番化されている2023年。
今現在ですら、あまりにもデカい!と言われそうなこのアイテムは2018年秋冬物のジャケット。
ランウェイにも登場していましたね。
そして、2018秋冬といえば、ジョンガリアーノ(現メゾンマルジェラ クリエイティブ・ディレクター)が初めて本格的にメンズコレクションを手掛けたシーズン。
このシーズン結構好きです。
オーバーサイズ期を彷彿とさせるデザイン。
前に当時のファッション誌で読んだことがある。
マルタンは当時、拡大服を作る際に、よりデフォルメさせるために肩の芯地を外側にずらしていたそう。
このジャケットにも同じ仕様が施されています。
抜け目ないな。
そこに加える、切り裂く。露出させる。といったマルタンのクチュールデザイン。
各所から見てとれる、前デザイナーへの敬意が見事に目に入ってきます。
そんなステキなアイテム。
着て行く場所は、なにもそんなに考えなくて良いらしいです。
ガリアーノ的には。
口紅塗ってジャケット羽織ってスーパー行くとか。
その程度で。
野菜に肩が当たっちゃいけないな。