こんにちは。梅田店大槻です!
【愛していきたいジャパニーズブランド】
前回、前々回に続いて同じテーマでお送りします。
前回のブログは⇒こちら。
ちなみに同じ梅田店からはスタッフ中東も『好きもの日記』と称して好みのブランドを大いに語ってくれています。
個性も愛もある内容となっていますので是非ご覧ください。⇒スタッフ中東ブログ
パート1では≪日々多くのブランドが誕生し、追いかけて行くのは大変だけれども新たなブランドに触れ、様々なデザイナーの思想や作るものを見るのは楽しい≫とブログの中で触れさせていただきましたが、比較的近年に誕生したブランドで個人的にも気になっていたブランドのアイテムが入荷しましたので、ご紹介いたします。
SEEALL/¥14,800(税込)/サイズ36(S位)
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【SEEALL(シーオール)】
2019年秋冬シーズンよりスタートしたジャパニーズブランド。
創設者の瀬川誠人さんは、イギリス、イタリアに渡り、2015年イタリアのカジュアルウエアブランドMAISON FLANEUR (メゾンフラネール) の立ち上げに参加。
デザイナー兼クリエイティブディレクターとして活躍してきました。
よりコンセプチュアルなディレクションを目指し、新たに立ち上げたブランドがこのSEEALL(シーオール)。
イギリスとイタリアにて様々な経験を積んだ瀬川さんは、海外の職人の技術の継承と再解釈、あらゆるサブカルチャーからインスピレーションを受けたユニバーサルな物作りと、その先にある服のリアリティーを追求されています。
すべてのアイテムは、世界中から厳選された上質な素材と、世界各国で培ってきた職人のクラフトマンシップの融合により生み出されたもの。
SEEALLのアイテムの生地、色などに見られるムラは、ハンドメイドの技術と特別な素材感の表れであり、愛用する時間とともに美しく変化して身体に馴染んでいき、世代を超えて受け継がれていくような物作りを目指しています。
大手セレクトショップのビームス、アーバンリサーチ等でも取り扱っており、その人気と期待性が伺えます。
まず感動したのは、良い意味でのアイテムのクセと、モノ作りに対する真摯な姿勢。
こちらは新品同様のお品物なので本来のブランドの紙タグ等も付属しているのですが、
このこだわり方。
「すばらしい職人の技術から生まれた製品をお楽しみ下さい。」
デザイナー自身がグローバルに経験を重ね様々な生地やモノ作りに携わってきたからこそ、職人を信じ自身のデザインと融合させ、自信のある製品のみを提供している。
私はそんなふうにSEEALLのことを捉えました。
こちらのワンピースはmade in india。
手織りの織機で織り上げた生地を使用し、製品に見られる不均一性や織り跡は手織り生地の特徴でもあります。
よく見ると所々にそういった箇所が見受けられます。
これがまた良いんです。
着る毎に生地感は柔らかくなることで風合いも変化していきます。
始めの内は着ている本人にしか感じられない点だとは思いますが、その「自分にしかわからない変化」になんだかそそられませんか?
デザイン面では、身体のラインを拾いすぎないマキシ丈でトレンド性もしっかり。
フロントボタンなので前を開けて羽織としてもお使いいただけます。
ストライプ柄がより縦を強調させ、肉厚な生地感とは裏腹にすっきりした印象になります。
このストライプ柄にはインドならではの職人とのちょっとしたエピソードが。
インドでは線柄というのは基本的に強度の為に使用するため、それを縦(ストライプ柄)に使う事はないそう。
そのためデザイナーの瀬川さんがストライプ風の柄をお願いしても、「線柄といえば当然横でしょ」という感性の違いから、ファーストサンプルはすべて横(ボーダー)で出来てしまったそうです...
デザイナー本人も初めての経験だったようで、様々な国の職人とモノ作りをおこなうからこその愛おしく感じるエピソードですよね。
このような様々なエピソード、ブランド背景を持つ【SEEALL】。
是非一度店頭でお試しくださいませ。
最後に私の本日の着用ジャパニーズブランドは、
トップス/UN3D.
※スタッフ私物です
【UN3D.(アンスリード)】、個人的に好きで着用する機会が多く、店頭に入荷する機会があれば是非ご紹介させていただきたいブランドです。
お時間ございましたら、またご一読いただけると幸いです!
RAGTAG Onlineの商品は店舗にお取り寄せすることが出来ますので、お取り寄せをして実際にご試着いただいたり、実物を見てからのご購入もいただけます。
みなさまのご来店、スタッフ一同お待ちしております。