みなさん、こんにちは
なんばパークス店の服部です。
7月に入り、雨天日や快晴の日を比べると、気温の変化が激しい今夏、
着られるお洋服に悩まれている方も多いのではないでしょうか?
今回は、温度差の激しい、今夏おすすめの羽織と、
使い回しの効く、個性的なシャツが
なんばパークス店に入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。
GANRYU/¥17,000(税込)/サイズS
ブランドのデザイナー、丸龍文人さんは、
元「JUNYA WATANABE MAN」でパタンナーを務め、
現在は自身の名を付けたブランド「FUMITO GANRYU」を手掛けています。
「GANRYU」は2008年から2017年の間、展開されていたブランドで、
コムデギャルソン社で培った、巧みなパタンニング技術と、
様々なジャンルをミックス、又はドッキングさせたアイテムをつくりあげ、
独自のモードスタイルを確立し、
現在も日本のみならず、世界中から支持されています。
こちらは2011年の春夏に展開されたアイテムで、薄手なコットン地に、
全体に施された白のステッチが特徴的なジャケットです。
ワークジャケットをベースに独自の素材使い、肩を落としたドロップショルダーと
身幅にゆとりを持たせたシルエットで、
武骨すぎず、きれいめになり過ぎないよう、計算されています。
生地はコットンの中でも軽量で、やや光沢感のある素材を用い、
配色や生地使いで夏場に着ても重く見えないよう、細部にまでこだわりが見えます。
裏地無しの一枚仕立てで、サイドやバックのカッティングはされておらず、
一見野暮ったく見えがちですが、ステッチによってボディに立体感をプラスし、
風でなびく動きのある生地感で、さらっと羽織れます。
アームと脇部分にはメッシュ生地がドッキングされており、
夏場の汗ばむ時期、蒸気を放出してくれるため、快適にご着用いていただけます。
生地が被さり、上からではメッシュ地はわからないようデザインされており、
機能性にも配慮がされていますね。
パンツ次第で様々なテイストに馴染んでくれるうえ、
軽手でこの時期最適なジャケットです。
続いてはこちらです。
GANRYU/¥8,000(税込)/サイズS オンラインショップで見る
清涼感のある配色とフロントの切り替えが目を惹くこちらのシャツ、
一見シンプルながらブランドらしいギミックが随所に光ります。
同じコットン地ながらも、ブロックチェックと白の面は、
異なる生地が用いられ、切り替えられています。
中々写真ではわかりにくいですが、白地の生地は、
ドレスシャツなどによく用いられる、バスケット生地が使われています。
ハリがあり、春夏には嬉しい、通気性に優れています。
一方、フロントのブロックチェック地は、
程よい厚みのある、オックスフォード生地。
切り替えの比率や、配置によって、綺麗すぎず、武骨になりすぎないよう、
バランスを上手く取られています。
生地と色使いの切り替えデザインも秀逸ですが、
そこで終わらないのがこちらのブランドです。
フロントの切り替え部分を上手く駆使し、シームポケットがデザインされています。
ジャケットなどのインナーとして着用する際も、
Vゾーンにデザインが見えるよう、計算された配慮がされており、
色使いや、生地の持つ光沢感などにも、主張しすぎない工夫がされています。
また、襟はフォーマルやビジネスシーンで使用するシャツに多く用いられる、
レギュラーカラーを採用し、きれいめな印象をプラスしてくれます。
背面にはセンターボックスと呼ばれる、肩周りを動きやすくするディテールが施され、
随所にドレスシャツの特徴的なデザインが、忠実に落とし込まれています。
オックスフォード生地のシャツと相性のいい、ワークテイストなジャケットや
ドレスライクにきれいめなジャケットと合わせても馴染みます。
もちろん、今の暑い時期などにも、Tシャツの上からさらっと羽織れて、
非常に使い回しの効くアイテムです。
なんばパークス店のスタッフも「GANRYU」のアイテムを使って、
コーディネートしてみました。
hoodie:FUMITO GANRYU
※全てスタッフ私物です。
いかがでしたでしょうか?
他にも店頭をはじめ、オンラインショップにも、
豊富なジャンルのアイテムを取り揃えておりますので、
是非、そちらもチェックしてみてください。
みなさまのご来店、心よりお待ちいたしております。