こんにちは!いつもrt銀座店のブログをご覧いただきありがとうございます。
モード大好き村藤でございます。
少しづつ気温も下がり、ファッションをより楽しめる季節になってきましたね。
暑さに耐え忍ぶ事なく、ジャケットやブーツなどモードな装いが出来る、モード好きには堪らない季節です。
そんな堪らない季節に是非とも着ていただきたい堪らないモードなブランド、BALENCIAGA のお洋服のご紹介です。
まずは簡単にブランド紹介と参りましょう。
BALENCIAGA と言えば現在のファッション業界のトップランナーではないでしょうか。
すっかり定番となったダッドシューズの火付け役、トリプルSを始め常に話題を私達に提供し続けてくれています。
最近では一見ゴミにしか見えないようなドロドロ&ボロボロの「Paris sneaker」を発表して世間をざわつかせていましたね。
デザイナーは現在最強デザイナーとしての呼び声も高いデムナ・ヴァザリアです。
ジョージア出身のファッションデザイナーである彼は、2014年に「VETEMENTS」を立ち上げたのち、「BALENCIAGA 」のアーティスティック・ディレクターに就任し、それまでのモードなクリエイティブにストリートのエッセンスを加え、BALENCIAGAをトップクラスのブランドまで押し上げました。
デムナ・ヴァザリアにばかり注目されがちですが、創立者のクリストバル・バレンシアガは、女性の服装に革命を起こしたと言われるクリスチャン・ディオールと肩を並べるほどの気鋭のデザイナーであり、モード界で初めてゆったりしたシルエットの服をつくったと言われています。
そんなモードの最前線を支え続けてきたBALENCIAGAからこちらの商品の紹介です。
BALENCIAGA/¥34,600(税込)/サイズXS
一度見たら忘れない真っ赤なフーディにBALENCIAGAらしくワンポイント、メッセージ性のあるロゴ。
スーパーオーバーサイズとも言えるようなサイジングが多いこのブランドらしいゆとりのあるシルエット。
着丈こそ61,5㎝と標準的ですが、身幅が53.5cm、肩幅57cmとオーバーサイズな作りです。
色味も安っぽさなどかけらもない派手でありつつも上品、それでいて情熱的な赤です。
どこか色褪せたような雰囲気がありますがもちろん理由があります。
胸元には「EUROPE」と「2018年春夏」の文字が。また、幾何学的な記号もプリントされています。
2018年春夏のコレクションコンセプトは「お父さんの休日」
週末に若い父親が子供たちと公園にやってくる場面にスポットを当て、働く男性たちの休日を描いています。オフィスの喧騒から離れ、リラックスした父親たちをイメージしているそう。
だから身幅と肩幅が大きく着丈は控え目なのでしょうか。父親たちはオーバーサイズをあまり好みませんが、休日ぐらいはスーツを脱いでゆっくりしたいでしょう。
また、父親が長年着古したようなくたっとした風合いによってリアルな日常を再現しています。お気に入りをボロボロになるまで着てしまう父親をイメージしたのでしょうか。
着古したときに起こる生地の弛みをクチュールテクニックで実現しているのも流石の一言です。
矢印のような記号は何をイメージしたのでしょう。家とオフィスを行き来する父親の姿でしょうか。
はたまた、EUROPEの文字と合わせて、多様性に乏しく窮屈だった古郷ジョージアからドイツへの脱出を意味するのでしょうか。
デザイナーのバックグラウンドを考えながら洋服を眺めるのも乙なものです。
スタイリングですが、BALENCIAGAらしく太めのスラックスやデニムにサングラスを合わせて、モードに着て頂いても良いと思います。
もちろん、細身のパンツでYラインを作りスマートな印象にしてもかっこいいでしょう。
いかがでしたでしょうか。堪らないモードなブランド「BALENCIAGA」の堪らなさ、伝わったでしょうか。
他にも堪らないブランドを沢山扱っていますので是非店頭に遊びに来てください!
ご来店お待ちしています!