こんにちは!いつもrt銀座店のブログをご覧いただきありがとうございます。
ビッグメゾンのコラボレーションの話を聞くとワクワクが止まらない村藤です。
みなさまはコラボにどの様なイメージを抱かれているでしょうか。意外と肯定派、否定派に分かれるようです。否定派の方に多いのが好きなブランドのイメージが損なわれてしまうことでしょうか。
ちなみに私はコラボ肯定派です。海外セレブに人気なBalenciaga×Adidasやファッションフリークに根強い人気を誇るKiko Kostadinov×ASICS。大好きです。
とはいえ、批判を受けてしまうコラボがある事も事実です。前評判が悪くても、蓋を開けてみれば高評価。なパターンもありますが、その違いは何でしょうか。
私は化学反応が起きるかどうかだと思います。
ブランド同士の熱い想いやプライド、こだわりがぶつかり合った結果生まれる思いも寄らないクリエイションは時に私達に感動を与え、魅了してくれます。
そんな素晴らしいコラボレーションの中から今回はVALENTINO×UNDER COVERのモヘアニットのご紹介です。
VALENTINO/¥127,600(税込)/サイズM
VALENTINOのクリエイティブ ディレクターであるパオロ・ピッチョーリと、UNDERCOVERのデザイナーである高橋盾の対話から生まれた本コラボ。
刺繍やプリントなどクチュールライクなVALENTINOのクリエイションに、ストリートを得意とする高橋のグラフィックが合わせられることで、これまでにないユニークさを纏っています。
モヘア混紡の上品で柔らかな質感に相対する、強いメッセージ性とインパクト抜群のグラフィック。一枚で格上のスタイリングを実現してくれます。
本商品の中で特筆すべきはやはりグラフィックでしょう。
グラフィックのテーマは、2019-20年秋冬シーズン両ブランドに共通の
"過去と未来"
中世を代表する偉人であるヴェートーベンの顔に、いつか遭遇してみたいUFOが。
ヴェートーベンである理由は、UNDERCOVERの19年秋冬のテーマである、スタンリー・キューブリック監督の超名作『時計じかけのオレンジ』の楽曲に彼が登場した為。
このグラフィックは生地の上からプリントされたもので、糸自体が染められているわけではありません。また染め方も均等ではなく、色むらがあります。
だからこそ表現可能な過去と未来の不確かさや儚さ。
このグラフィックのデザインと淡い色味を見ていると、自らの過去と未来に思いを馳せてみたくなります。
表のインパクト大なグラフィックとは反対に、背面は至ってシンプル。
リラックスしたシルエットに加え、前丈より後丈が長めに作られている為、ルーズでありつつも落ち着いた上品な印象を与えます。
如何でしたでしょうか。
素材使いやシルエット等のVALENTINOらしさに加えられたUNDERCOVER のストリートのエッセンス。化学反応を感じていただけたでしょうか。
スタイリングですが、一枚で決まるアイテムなのでパンツやアウターをシンプルにして主役にするのがオススメです。
銀座店ではその他にもカッコいいアイテムを沢山取り揃えておりますので是非一度遊びに来てみてください。
ご来店お待ちしております!