【SUGARHILL】現代的なM-51



こんにちは、下北沢店の大杉です。

今回も前回に引き続き【SUGARHILL】のアイテムのご紹介です。




SUGARHILL パンツ

SUGARHILL パンツ

SUGARHILL/¥22,000(税込)/サイズ28(S位)
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M-51を元に作られたワイドシルエットのカーゴパンツ。

M-51は元々米軍の野戦服で、極寒の気候下で使用する防寒用のオーバーパンツとして開発された物です。

なので生地にはミリタリーアイテムに良く使われる綿のリップストップ生地を採用。

そこにSUGARHILLオリジナルの "FLOWERCAMO" のプリントが通常のカモ柄では感じられない柔らかい印象に仕上げられた逸品。


SUGARHILL パンツ


それも散りばめられた花だったり丸みを帯びた柄、配色のおかげで無骨なミリタリーパンツを中世的に昇華してくれているのだと思います。




SUGARHILL パンツ



また、目を引くフロントの貫通したボタンフライ(ネオバボタン)がアクセントとして佇んでいます。

ボタンの素材は鉄製、リベットは銅製となっており、長く愛用すると錆てくる経年変化もお楽しみいただけます。

SUGARHILL パンツ



リベットの仕様は60年代まで使われていた抜き打ちリベットの仕様になっており生地が少しはみ出た仕様に!

ヴィンテージ好きにはたまらないデザインではないでしょうか!



ぜひ店頭にてお試しください。








【SUGARHILL】

デザイナー:林陸也 ニューヨークファッション工科大学在学中の2016年にスタート。
「洋服や音楽、その他のカルチャー、自分の身の周りのかっこいいものを全てフラットにくみ取って、リスペクトして、その上で新しい提案をしていくこと」がブランドコンセプト。

ミリタリーやワークをベースに、武骨さ、エッジの効いたデザインを素材の肌触り、色、風合い、シルエットなどを研究し落とし込み中性的かつ上質に再構築したアイテムが魅力。

デザイナーが「リアリティのある服」を大切にしているため産地やつくり手との関係を服に織り込むこだわりがあり、実際に工場や生地屋に行き、見て触ったものからインスピレーションを得るそう。

テキスタイルを決めるのも通常間に仲介が入る所、工場と直接やりとりをしています。
ワンシーズンごとにひとつずつ織物工場や縫製工場を開拓しているというので服製作へのこだわりが感じられます。
山形はニット、岐阜はウール、岡山はデニムなどさまざまな工場とタッグを組み作られる服は上品ながらも無骨で男心をくすぐられ、ここまで人気があるのも頷けます。
また、ブランド名は過去に住んでいたニューヨークのシュガーヒル地区に由来し、昔からずっと同じ人が住んでいる古き良き街で真のニューヨーク・スタイルだと思った林陸也氏はクラシカルな感じがブランドイメージとも合っていたの[シュガーヒル]となったそうです。


そして2021年にTOKYO FASHION AWARD 2022を受賞しており 日本で注目度の高いブランドとなっております。