【VINATAGE】ヴィンテージTシャツを着よう~入門編~

こんにちは!バイヤーの吉岡です。

夏といえばTシャツ。

そう、今年もついにこの季節がやってきました。大好きなTシャツをインナーではなく主役で着れる季節の到来です。個人的にはTシャツは毎年最低でも10枚は買います。みなさんはどうでしょうか?アウターやシャツを買うよりも気軽に買えるアイテムなのでついつい買い足してしまいますよね?

そんな「みんな大好きTシャツ」 RAGTAG心斎橋店では今年も豊富に取り揃えています。今年は特にヴィンテージTシャツにも力を入れています。近年ヴィンテージ(古着)が世界中ですごく注目されていて、特にTシャツは数万円~数十万円なんて価格で販売されるものを目にする機会も増えてきました。アメリカ以外にもヨーロッパ、韓国、タイ、インドなど様々な国や地域でビンテージマーケットが拡大していて、某テレビ番組でもヴィンテージTシャツを海外で高額買い付けする日本人バイヤーが紹介されたのも記憶に新しいですね。

本日、RAGTAG心斎橋店から私がご紹介したいのはそのような高額ヴィンテージアイテムではなく、日常のスタイリングに気軽に取り入れやすい、今狙うべき「カジュアルヴィンテージ」のTシャツ

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NIKE 80's vintage Tシャツ/¥7,000(税込)/サイズ:L オンラインショップで見る 

ヴィンテージTシャツで最も数や種類も多いカテゴリーの1つが「スポーツモノ」特にアメリカブランドのNIKEやChampionを筆頭に80年代~90年代のヴィンテージTシャツは比較的手に取りやすい価格で見つかります。当時のほとんどの学生が日常着として着用していたであろう、「これぞヴィンテージ」という今にはない野暮ったいプリントデザインやカラフルな配色が魅力です。

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こちらのNIKEは通称「紺タグ」と呼ばれる1980年代頃に生産されていたブランドタグが付いています。素材もコットンとポリエステルの混紡生地なので、伸縮性があって洗濯してもすぐ乾く、着心地の良さも魅力です。そしてヴィンテージと言えばこの色目

「霜降りグレー」のヴィンテージならではのTシャツはブルーデニムやチノパンとの相性もとてもよいので迷ったらこの色目のヴィンテージTシャツを選びましょう。

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HARLEY-DAVIDSON 00's vintage Tシャツ/¥8,000(税込)/サイズ:L オンラインショップで見る

カジュアルヴィンテージの大本命と言えるのが「ハーレーデザイン」のTシャツです。モードブランドを始め多くのデザイナーがこのハーレーダヴィッドソンのロゴやプリントをサンプリングするほどデザイン性が高く、着るだけでヴィンテージ特有の孤高感を身に纏えるような本当にかっこいい「ハーレーデザイン」の1枚。アメリカのファッションカルチャーに密接につながった映画カルチャーにも深く繋がるバイカーファッションの必須アイテムでもあります。黒のTシャツが多いのですが、その黒も何十回も着て色のフェードした(褪せた)感じが特にヴィンテージ市場では人気があります。こちらはもとのグレーベースの色がフェードしてとてもいい感じの他にはないヴィンテージTシャツになっています。

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ハーレーのTシャツはバックプリントにも抜かりが無くデザインが良いものが多いのも特徴です。そしてよく見ると製造された年代(2009)も小さくプリントされています。こういうデザイン性を楽しめるのもビンテージTシャツの面白さです。

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ヴィンテージTシャツと言えばアメリカ。アメリカと言えばスポーツカルチャー、バイクカルチャー、そして忘れてはいけないカルチャーがディズニーカルチャーです。

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特に「ミッキーマウス」のヴィンテージTシャツは、今では大人から子供までみんな着ていますね。ファッション界隈ではストリートブランドからハイエンドなモードブランド、近年ではあのGUCCIもコラボアイテムを多数発売しました。ミッキーマウスのプリントされたTシャツは自分の周りの人も必ず誰か一人はいるくらいメジャーなデザイン。そのため、今更ヴィンテージTシャツを買って着るのもなんとなく面白くないですよね。そこで今おすすめな「ディズニーモノ」が「アトラクションモノ」です。

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MICKEY 90's vintage Tシャツ/¥16,000(税込)/サイズ:L オンラインショップで見る

アメリカ本国にはディズニーランドは2つあります。フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、カリフォルニア州のディズニーランド・リゾートです。こちらのTシャツは元祖タワーオブテラーのフロリダ州で販売されたヴィンテージデザインのTシャツ。要は当時のお土産モノですが、アメリカ本国で限られた場所と期間しか発売されていないという背景、美しいグラフィックとキャラクターデザインに頼らないセンスなども相まって希少性の高いヴィンテージTシャツとして注目度も高まっているカテゴリーです。

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90年代のTシャツはベースのコットン素材や袖のステッチ(シングルステッチ)など、現行(今発売されているモノ)のTシャツよりも経年変化を楽しめる独特の作りであることも魅力の1つです。

最後に私が個人的に大好きなヴィンテージTシャツのカテゴリーをご紹介します。

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Souvenir 90's Tシャツ/¥4,400(税込)/サイズ:M 

「スーベニア(お土産)モノ」Tシャツです。有名な建物、公園、自然、海岸、美術館など、アメリカ各地どこでも売っているご当地モノのTシャツです。一体誰がデザインしたのか不明ですが、気の利いたデザインが多く、同じTシャツを着ている人に出会う確率が無いと言っていいほど無限に種類が存在します。そして価格もリーズナブルなものが多いのも嬉しいポイントです。お土産なので、Tシャツ自体の素材やクオリティは低いものが多く、いい意味でテロテロの素材感がヴィンテージの雰囲気をさらに高めてくれています。首回りも伸びていて広がっていたりしますが、このディティールを敢えてモードに昇華させてジャケットのインナーに合わせることを提案したデザイナー(元 CELINEデザイナー:エディ・スリマン)がかつていたほどです。そのような蘊蓄はさておき、ポップでカジュアルなスーベニアTシャツは1枚取り入れると普段の着こなしにビンテージ感が加わって新鮮ですよ。

この他にもこの夏はたくさんのヴィンテージTシャツを店内入り口スペースにて展開中です。昔を思い出してTシャツを1枚ずつめくって探してくださいね。

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お店に足を運ぶお時間の無い方は、オンラインショップでお気に入りを探してみてください。

気になられたお品物があれば、RAGTAG心斎橋店にお気軽にお取り寄せも可能です。

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