【READYMADE】睦月から衣更着に想いを馳せて

2026年がいよいよスタートしたと思っていたら、もう1月も今日で終わり。早いですね。
旧暦で1月のことを睦月(むつき)と言います。改めてその意味を調べると、お正月には家族や親族が集まって「仲睦まじく過ごす」ことからこのように呼ばれるようになったそうです。そう言われるとなんだかほっこりとした気分になれます。1年の初め、家族や友人と仲良く過ごす時間を大切にしたいですよね。

さて、みなさんは新年の「初買い」何を手に入れましたか?
私は少し上等のバッグを買いました。年の初めに、長く使えるいいものを手に入れて気分を上げるためです。そこで今日は心斎橋店からおススメのバッグを1つご紹介。

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READYMADE GYM BAG/¥170,700(税込)オンラインショップで見る

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ヴィンテージのUS ARMY ダッフルバッグを解体し、すべてハンドメイドで製作されたまさに1点モノ。年を重ねて経年変化の出ている生地の風合いが堪らなくかっこいいバッグです。
古着のバッグを使ったリメイク品を目にする機会は増えましたが、レディメイドの作るバッグは別格。実用性が高く、かつクラシックなデザイン性、LOUIS VUITTONの名作「スピーディ・バンドリエール」を彷彿させる無駄のないフォルムや丈夫なレザーハンドル、体に馴染む柔らかなカーフレザーのショルダーストラップ、開閉しやすく高級感のある金属ジッパー。鍵やカデナ、ネームプレートまで抜かりなく美しい仕上がり。
本当にいいものを追求しているブランドだからこそ形にできる至高の一品なのです。

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READYMADE(レディメイド)は2013年に大阪モード学園出身の細川雄太が立ち上げたリメイクブランド。
ブランド設立後すぐに発表した1型のリメイクバッグがアメリカ・ロサンゼルスのセレクトショップ、MAXFIELD(マックスフィールド)で発売されたことがきっかけでアメリカのファッショニスタから直ぐに支持を集めました。ブランドの立ち上げからなんと1年後にOFF-WHITE(オフホワイト)のVIRGIL ABLOH(ヴァージル・アブロー)とコラボレーションしたことがきっかけで世界中にレディメイドの名前が広がりました。
その後は日本へ。原宿のGR8(グレイト)やUNITED ARROWS&SONS(ユナイテッドアローズアンドサンズ)、RESTIR(リステア)などのファッション感度の高い有力セレクトショップを中心に取扱店を増やします。定番のバッグは20万円とリメイク品としても高価格帯にも関わらずどの店でも即完売。ラッパーのJay.Z(ジェイZ)やTravis Scott(トラヴィス・スコット)、Brad Pitt(ブラッド・ピット)などのLAセレブにも愛用者が多いこともあり日本のストリートカルチャーへの浸透度と影響度は抜群に高く、瞬く間に日本のファッションシーンにおいてもカリスマ的な超人気ブランドへと成長しました。

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「READYMADE」レディメイドとは

ブランドネームであるレディメイドにはそのままの意味とは裏腹に既製品に対してのアンチテーゼが込められています。
そして設立時から使用しているヴィンテージミリタリーファブリックには反戦のメッセージと共に、使い捨てにされるダッフルバッグやテントに新たな価値を与えるという活動よって大量生産に対するメッセージも込められています。

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1点ずつ手書きで作品名を入れていることもその証に思えます。
余談ではありますが40年前に「RAGTAG」ラグタグが誕生した際の想いにもレディメイドのブランドコンセプトは通ずるものがあると私は思っています。

「RAGTAG」ラグタグとは

「RAG」=ぼろい に新たな 「タグ」=つけ札(価値) を組み合わせた造語。大量生産、大量消費の現代のファッション市場において、既に誰かが使ったブランド品(古着)を全く新しい価値(ブランド品)として他の誰かに広めていくという40年前としては画期的な古着屋としてのコンセプトはファッションにおいてサステナブルな世界の実現のための1つの仕組みであり、また裕福な人だけしか一流のブランド品を手に入れることが出来なかった当時のファッション経済へのアンチテーゼとして、他にはない形態のリユースショップでした。

写真は1985年当時のRAGTAG原宿店

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1985年創業のRAGTAGのコンセプトは40年たった今でも普遍です。RAGTAGのようにブランド古着を扱うショップは今でこそ日本中にありますが、私はこれからも多くの古着に新たな価値を見出してお客様にその価値を直接お伝えしながら共にファッションを楽しめる、本当に好きだと言っていただけるリアルなショップを作っていきたいと思っています。創業から今までのファッションの経緯、ファッションへの想いを改めて振り返ってまとめた特別なサイトがあります。ぜひこちらもご覧ください。

40周年特別サイトはこちら


ありとあらゆるブランドに溢れかえった今だからこそ、本当に自分が好きだと思えるブランドや服を見定めることがとても難しいと感じています。ファッションの情報が多すぎて疲れてしまったり、偏った情報だけ目に入ってきて消極的な買い物しかできなかったりすることはないですか?


RAGTAGは新旧のファッションアイテムを集めて集めて集めてギュッと絞ってできた旨味の凝縮されたミックスジュースのようなお店です。古着を買ったことがない人も、欲しいものが決まってない人も、みんながRAGTAGで「美味しい!」と笑顔になる。そんなお店です。毎日少しずつ味も変わります。どうぞ家族や友人とご一緒にお気軽にご来店いただければ嬉しいです。

さあ、2月は如月(きさらぎ)とも言います。まだまだ寒さが残る時期で「重ね着をする」=「衣更着」(きさらぎ) が語源と言われています。カットソーやシャツの上にコットンニットやデニムジャケット、その上にざっくりとしたコートなどの重ね着を楽しめるいい季節ですよね。

2月は上旬から春夏商品の立ち上がり(商品の大量入荷・入れ替わり)がありますのでどうぞご期待ください。