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[Mame Kurogouchi]日常を輝かせるドレス
Buyer's VOICE
みなさま、こんにちは!
今回は[マメクロゴウチ]について、近年の人気アイテム“コットンジャージードレス”や刺繍に着目して、ブランドの魅力を紐解いていきたいと思います!

Profile
ABE
新宿店 / 店長
店長の阿部です。ドメスティックブランドを中心にさまざまなブランドを着ています。特にkolorのように、独特なカラー使いや異素材ミックスなど、一癖あるようなデザインが好きです!お客様とファッションの魅力や楽しさをたくさん共有できるよう、精一杯お手伝いさせていただきます!
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[マメクロゴウチ]とは

みなさんご存知の方も多いかと思いますが、まずは簡単に[マメクロゴウチ]について紹介したいと思います。
[マメクロゴウチ]、通称[マメ]とは、黒河内真衣子が2010年に設立した日本のブランドです。
もともと三宅デザイン事務所で経験を積み、「自分がこれから着ていきたいと思う服を作りたい」との思いで立ち上げました。
コットンジャージードレス

そんな[マメ]の近年の定番アイテムが、“コットンジャージードレス”です。
2021年プレスプリングコレクションで発表されて以来、毎シーズン形や色を変えて展開されています。[マメ]は「女性が現代社会で強く生きるための戦闘服」をコンセプトにスタートしています。
その[マメ]のドレスといえばシルクやリバーレース、コード刺繍など繊細な素材や装飾を使っているものが多く、[マメ]のドレスに袖を通せばオケージョンシーンをはじめどんな場面でも自信をもっていられるような、正に勝負服というような存在。しかし、その反面、[マメ]のドレスの中には着ているときもお手入れにも細心の注意を払う必要があり、普段使いはしづらいと思うこともあります。
それを日常にも着られるようにしたのがこの“コットンジャージードレス”。コロナ禍でおしゃれをして出かけるというのがなかなかできず、そしてクリーニングにも出しづらかった時期に、もっと気楽に普段の日常の中で着やすい[マメ]のドレスとして発売されました。

なんといっても一番の魅力はそのシルエットです!
袖は袖口にかけて細めの作り。ボリュームのあるアーム部分とシルエットにメリハリがつき、より手首を華奢に見せてくれます。袖にボリュームを持たせて半袖のように着るのもおすすめです!
また、ウエスト部分はほどよくシェイプしていますが着る人の身体に寄り添うシルエットに。スカート部分はAラインになるので、自然にスタイルアップが叶います。
2022年のプレスプリングコレクションでさらに生地がアップデート。毛羽立ちにくいように新しい紡績技術を取り入れたり、仕上げにシルケット加工を施したり、下着が透けるのも気にならないような厚みがありながら、コシとほんのり光沢感のあるしなやかさがある生地を開発しています。名前の通りコットン100%なので、ご自宅で洗濯ができるのと、他の[マメ]のアイテムに比べると比較的手が届きやすい価格なのも嬉しいポイントです。

こちらはVネックが特徴のアイテムです。Vネックの深さや幅など、女性のデコルテが綺麗に見えるように計算し尽くされたカッティングも[マメ]の魅力の一つです。

首の後ろも深めのスリットとクルミボタンがあり、エレガントで[マメ]らしいディテールもしっかり入っています。
[マメ]といえばお呼ばれにも使える素敵なドレスも思い浮かべますが、“コットンジャージードレス”は普段使いしやすい、かつ日常着をアップデートしてくれるようなアイテムになっています。こちらは是非着て体感してみてください!
[マメ]の繊細さが光る刺繍アイテム

刺繍が施されたアイテムも[マメ]の代表アイテムです。
2023年春夏シーズンに発表されたコレクションでは、日本の伝統的な竹籠がモチーフとなっています。

その中の一つ、“シルクオーガンジートップス”。竹をイメージしたミントグリーンの色味と、モチーフとなった竹が刺繍で施されています。

2021年のプレフォールコレクションでは、京都の町屋建築で使用されている窓格子が着想源となっています。こちらのブラウスは、町屋の木目からインスパイアされたアースカラーとブランドらしいペイズリー柄が施された一着。

[マメ]のアイテムは、日常の風景や旅の景色からインスピレーションを得て作られています。イメージしたものをファッションとして落とし込むために、素材からこだわり日本の様々な職人と制作しています。
この刺繍も、モノづくりへのこだわりと職人のたしかな技術が合わさり、生み出されています。だからこそ着た時に特別な自分にさせてくれるのだと思います。
最後に

いかがでしたでしょうか。
[マメ]の魅力はまだまだ語り切れません。
ぜひみなさんも、実際に[マメ]のアイテムを手に取ってその魅力を実感してみてください。