![[visvim]後世に残るモノづくり](/wp-content/uploads/2024/12/TOP-17.jpg)
[visvim]後世に残るモノづくり
Buyer's VOICE
みなさんこんにちは。新宿店バイヤーのKISHIWADAです。
今回は、未来のヴィンテージへ繋がる妥協なきモノづくりで、今や国内外問わず人気の[ヴィズヴィム]について迫ってみたいと思います。

Profile
KISHIWADA
新宿店 / バイヤー
ファッションとそれにまつわるカルチャーが好きで、たくさんのブランドを見て袖を通してきました。モード、カジュアル、ストリート、アウトドアなどジャンルにとらわれず、楽しくお客様とお話しできればと思います。
- 過去の執筆記事
- /magazine/author/kishiwada/
index
[visvim]とは

スノースポーツブランド[バートン]退社後、デザイナー中村ヒロキが2000年よりフットウェアブランドとしてスタート。ウェアやアクセサリーまでのトータルブランドとして国内のみならず、海外でも人気です。
中村ヒロキが実際にインスピレーションを受けたネイティブアメリカンや、日本をはじめとした、世界中の伝統工芸の技法(染め、絣、刺し子など)に最先端技術をミックスし、アイテムに落とし込んでいます。
「作り込んでいるけどベーシック」、「すべての人にとって幸せを感じる事ができるモノづくり」 をコンセプトに、デザイン・素材・パターン・生産工程まで全ての要素を深く掘り下げ、タイムレスなデザインのグッドプロダクト作りを目指しています。
全ての商品には手作業での工程が多く、大量生産ができない分、二次市場でも高い人気を誇ります。それでは、さっそく代表モデルをご紹介します。
“LHAMO SHIRT”

[ヴィズヴィム]の定番モデルでもある、“ラモシャツ”。毎シーズン色や素材を変えて展開されています。こちらは2016年春夏に販売された日本の着物に焦点を当てたモデルです。

様々なコットンとリネンをインディゴ染めした生地のパッチワークにこだわりを感じます。手作業でペイントを施したオリジナルの「アンティーク仕上げ」のボタンは特に海外の方からも人気があります。

前Vガゼット スウェット

こちらは2023年秋冬に、セレクトショップ「エフアイエル」や「ピアレス」などで行われたイベント「Hand-sewn Goodwear Welt(19世紀後半に開発された近代製靴法の最高峰とされる「グッドイヤーウェルト」の工法や特性を紹介するイベント)」にて発売されたスウェットです。

前Vのボディー(首元についたV字状のガゼット)に型紙を使って絵柄や文字を転写する「ステンシルプリント技法」は、アメリカンヴィンテージウェアから着想を得ています。プリントは[ヴィズヴィム]の代表作 “FBT(モカシン)”をのせており、遊び心も感じさせます。
“ULMER DOWN VEST”

2024年春夏に発売された“ウルマーダウンベスト”。このモデルは、2010年に実現した[モンクレール]とのコラボ[モンクレールV]で発売されたダウンベストをサンプリングして作られました。

ダウンウエアへの造詣はかなり深い中村ヒロシですが、こちらには天然変色加工が施されたナイロン素材が使われています。ビックメゾンでは真似できない[ヴィズヴィム]らしいアイテムで、メタル素材のスナップボタンの大きさや間隔が細かく、気品さえも感じます。
[visvim]のお買い物、お買い取りはRAGTAGへ!

[ヴィズヴィム]のアイテムはコレクターが多く存在し、名作といわれる商品がまだまだあります。グッドイヤーウェルト製法を採用したシューズやバリスティックナイロンを使用したバックパックなど、とっておきの[ヴィズヴィム]の逸品が当店で見つかると幸いです。ぜひお買い取りもお待ちしております。