[COMME des GARCONS]不朽の名作アーカイブ

[COMME des GARCONS]不朽の名作アーカイブ

Buyer's VOICE

COLUMN

2025.03.26

みなさまこんにちは。日本橋高島屋店のWATANABEです。
今回は、幾度となく語り継がれる[コムデギャルソン]のアーカイブについてお話しさせていただきます。いつの時代も「最も新しくて、強いもの」を発表し、多くのファッションラバーを歓喜させてきた[コムデギャルソン]の名作と共に、[コムデギャルソン]に首ったけの方も、そうでない方にも、何かきっかけを残せれば嬉しいです。それでは、個人的に思い入れが強いコレクションアイテムをご紹介させていただきます。

WATANABE

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WATANABE

日本橋高島屋店 / バイヤー

装いの楽しさを知って、早10年。様々なブランドに魅了される中で、今では特にSUGARHILL、MAATEE&SONSなど雄々しいカジュアルスタイルを中心とし、とにかく肌で感じた経験をもとに、お客様をサポートします! どんなことでもご相談ください、共にファッション感度を高めましょう!

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    “Docking Rock” 2000年秋冬コレクション

    “Docking Rock”

    “Docking Rock” ジャケット/ Size : S / ¥56,500(inc.tax)

     

     

    [コムデギャルソンオムプリュス]の 2000年秋冬コレクションから一着。本コレクションでは、チェックやアーガイル柄を多用し、パンクやロックの影響を感じさせるスタイルが印象的でした。こちらのジャケットは、まるでジャケット同士が繋がっているようなデザイン、それでいて背中のハトメの力強さが特徴。

     

     

    “Docking Rock”

    ユニークかつパンチの効いたデザインです。テーラードは崩さずに、前と後ろで印象をガラリと変えてしまう。“ドッキングロック”とは言い得て妙ですね。

    “TWO dimension” 2012年秋冬コレクション

    “TWO dimension” 2012年秋冬コレクション

    “TWO dimension” ジャケット/ Size : M / ¥22,600(inc.tax)

     

    [コムデギャルソン] 2012年秋冬コレクション。デザイナー兼社長を務める川久保怜が二次元から着想を得たようです。コレクション名からも察する通り、とにかくこれが服かと驚くほどに、あまりにも平面なのです。もはや着用するために作られていないと思ってしまうのですが、あら不思議。着てみると意外に可動域は広く、着心地はGOODです。なにより、これぞ[コムデギャルソン]と言わんばかりのシルエットが可愛い、とにかく可愛い。

     

    “TWO dimension” 2012年秋冬コレクション

    コレクションが発表された当時、新しかったのは当たり前かもしれませんが、10年以上経過した今でも、色褪せることなく斬新なデザインと思わせてくれるなんて、堪らないですね。

    「無題」2019春夏コレクション

    「無題」2019春夏コレクション

    2019春夏コレクション ジャケット / Size : S / ¥91,700(inc.tax)

     

    [コムデギャルソン]の2019春夏コレクション。こちらのコレクションは題名が無く、川久保玲が残した一言も「極力デザインをしなかった」と仰ってました。コレクションアイテム自体、確かに色味もモノトーンが多く、リアルクローズなコレクションはかなり久しぶりで、驚いた記憶が昨日のように思い返されます。

     

     

    「無題」2019春夏コレクション

    そしてこちらのジャケットは身頃にたっぷりとウール生地が繋がっている、まさに[コムデギャルソン]らしい一着。適当にストール代わりにしても良し、ウエストベルトでドレープを作ってあげても良し。ちなみに私は蛇腹に折り返して、セルフプリーツにしておりました。お手洗いの時に少し面倒くらいで、総じて隙が無い、ブランドを象徴する一着ですね。

     

     

    「無題」2019春夏コレクション

    “Finding Beauty in the Dark” 2019年秋冬コレクション

    “Finding Beauty in the Dark” 2019年秋冬コレクション

    “Finding Beauty in the Dark” ジャケット/ Size : XS / ¥61,200(inc.tax)

     

    [コムデギャルソンオムプリュス]の2019年秋冬コレクション。通称ゴス期と呼ばれていますが、今見ても直球にかっこいいですね。ランウェイのモデルには、ダークなゴシックメイクを施し、洋服のアナーキーな質感に相まって[コムデギャルソンオムプリュス]が得意とする部分が全面に生かされており、印象に残るコレクションでした。

     

     

    “Finding Beauty in the Dark” 2019年秋冬コレクション

    こちらの燕尾ジャケットもカラフルなスパンコールが埋め込まれているジャケットの中に、さらに燕尾ジャケットの身頃がドッキングしている仕様です。生地の強さに目が行きがちですが、あくまでもテーラードを重んじるからこそ、燕尾の美しい曲線美が表れています。メンズの装いに置ける足し引きみたいな浪漫を感じずにはいられません。

     

     

    “ORLANDO” 2020年春夏コレクション

    “ORLANDO” 2020年春夏コレクション

    “ORLANDO” ジャケット/ Size : S / ¥91,700(inc.tax)

     

    [コムデギャルソン]の2020年春夏コレクション。当時話題になっていた「オーランドー」の三部作の二部作目の世界観を表現したコレクションです。今となっては浸透してきたジェンダーレスという概念も、川久保玲が洋服に落とし込むと、唯一無二な独創なんて言葉じゃ足りないくらいにユニークですね。

     

     

    “ORLANDO” 2020年春夏コレクション

    こちらの咲き乱れる花柄が目を惹くジャケットも、限りなくコレクションアイテムに近い珠玉の逸品。着ていく場所が無い、というのは置いて、見ての通りとにかく[コムデギャルソン]らしさを感じます。着てみたいけど、コーディネートが思いつかなければ、お任せください。一緒に考えましょう。

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    集合写真

    いかがでしたでしょうか。

    語ればキリがないのが[コムデギャルソン]ですが、それを痛感いたしました。まだまだ魅力は山ほどありますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。RAGTAGには過去の名作から現行品まで取り揃えていますので、ぜひチェックしてみてください。

     

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    引き続き「コムデギャルソン」のお買い物、お買い取りをお待ちしております。お買い取りのご指名も承っておりますので、ぜひご相談ください。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

     

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